ちひろ美術館 ブロガー内覧会へ行ってきました③
な、なんと、恐れ多くもまたしてもちひろ美術館のブロガー内覧会に行ってまいりました。
②はコチラ↓
こちらは子供の絵がとても素敵ないわさきちひろさんの美術館です。
うちの子が通っている保育園でも、絵が飾られています。
実を言うと、自分に子供が出来るまで、いわさきちひろさんの絵の存在を知ってはいましたが、それほど興味が沸かなかったのです。
初めて子供を産んで、子供のするしぐさや表情を知ってから、いわさきちひろさんの絵をみると、その子供の無垢なところをすばらしい感性で捉え、表現された絵に大変感銘を受け、魅了されてしまいました。
特に、「おつむてんてん」という絵は、うちの子も1歳前後のころよくやっていたしぐさで、うまく言葉にできませんが見ているだけで幸せになるしぐさなのですが、その絵がまさに、雰囲気を捉えていて・・・!!
(ちひろ美術館でポストカードを速攻購入したことは、言うまでもありません)
たくさんの人にぜひ見ていただきたいです。
さてさて前置きが長くなってしまいましたが、この日美術館に到着したのが午後3時、なんと、到着時の娘↓
というわけでこの後撃沈w
絵は一切見ずに、1時間半爆睡でございました・・・(;_;)
まぁでも、おかげで私自身はゆっくり鑑賞できたし、お茶までしたのでよかったです♪
さて、今回の企画は、「非戦70年 ちひろ平和への願い」ということで、ちひろさん自身が幼少期に戦争を体験し、画家となり、平和を願って反戦をテーマとして描いた作品が展示されています。
今、日本では憲法9条の解釈変更や、安保法案の成立に伴って、今まで私たちから遠いイメージだった「戦争」が、なんだか近づいてしまったのではないかと、一般家庭の一主婦である私ですら感じています。
そんな今だからこそ、この展示を、ぜひ多くの子供たち、子供に限らず大人たちに、見てもらい、感じてもらいたいと思いました。
戦争を伝える白黒の作品たち。
こちらのコーナーでは、日本国憲法の前文と第9条を取り上げ、井上ひさし氏の文と、ちひろさんの絵で分かりやすく伝えています。
絵の下には、子供にも手の届く高さにこの本も。
※画像はAmazon.jpから拝借しております
この本、日本の政治家(と総理)にこそ読ませたい。
そして、現在の企画展はコチラ。
日ブラジル外交関係樹立120周年 旅する芸術家 ホジェル・メロ展
このパキッとした色彩が、ブラジルっぽい!
作品の多くに原色が多く使われていて色鮮やかで、さんさんと降り注ぐ太陽の暑さまで感じてしまう不思議。
作品のテーマが現代社会と子供たちの貧困や労働だったりするのに、とても明るく感じてしまうのは、このホジェル・メロ氏の作品の美しさや、文章からにじみ出る、子供たちの生命力が溢れ出しているからのようです。
人々がゴミを拾って新たなものに変化させる生活に触発されたメロ氏が、作品にビニール袋を貼り独特の質感を出しているところも見所です。
一番気に入った作品のポストカードが販売されていたので、まとめて3枚購入しました。
娘が寝ている間にお茶も出来ました♪
オレンジとマンゴーのアイスケーキ!美味しかった~♪
カフェの詳細はコチラ。
と、そうこうしているうちに起きた娘っこ。
30分ほどこどものへやで絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりしてあっという間に閉館時間。満喫しました♪
今回の企画展は10月25日(日)まで開催中です。
ぜひぜひ!!ご覧になってください。
【ちひろ美術館(東京)】
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612
西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)※月曜日定休
詳しくはHPにて▼
http://www.chihiro.jp/