ちひろ美術館 ブロガー内覧会へ行ってきました④
ありがたいことに、ちひろ美術館のブロガー内覧会へまたしても行ってまいりました。
※今回、ブロガー特別鑑賞週間に当選したため、撮影させていただいております。
通常は撮影禁止ですのでご注意くださいませ。
前回のレビューはコチラ↓
直近の企画展はほぼ内覧会で拝見させていただいております。
ちひろ美術館の広報の皆様、ありがとございます<(u_u)>
もうすぐ3歳の娘も、さすがに覚えましてw
「びじゅつかん、いくの!」と言っております。
今回の企画展は、韓国の絵本作家、조은영(チョ・ウンヨン)さんの作品。
いつもちひろ美術館ホームページで事前に情報を見てから行くのですが、今回は競馬場の絵本ということでとても興味がありました。
なかなか絵本として取り上げられにくいテーマでもあるし、私自身、独身時代に競馬場に行った事もあったので(のめり込むほどではありませんがw、走る馬を観るのって爽快です)興味がありました。
ちなみに競馬場には子連れでも一回行った事がありますが、東京の府中競馬場には無料で遊べる公園があり、新幹線に乗れたり、エアートランポリンや日によっては馬に乗れたりするので、家族連れでも十分楽しめますよ。
と、脱線してしまいました。
さて今回のチョ・ウンヨンさん、プロフィールを拝見したら私とおない年!(1981年生まれ)。勝手に親近感。
プロフィールパネルには、「若い頃に日本に来て、ちひろ美術館で展示がしたいと思っていた」ということが書いてあり、夢がかなった現場に立ち会うことができてるんだなぁ~と、ジーンとしてしまいました。
展示室の壁の競馬場の人々の顔を見て、自分の顔を捜す娘。
絵本のイメージを映像化した画面に釘付けの娘。
壁いっぱいの絵。
圧倒的な作品数!
いろんなタッチで描かれています。
白い紙に書かれているだけでなく、透明のフィルムに描かれていたり、その書き方もさまざまで、とても楽しめます。
日本のお話ではないのですが、競馬場の風景って、どこか場末感が漂っていて、韓国も同じなのだな~と、妙に関心してしまいました。
ちひろ美術館では、4つの展示室があり、主に企画展は1つ、そのほか3つの展示室でいわさきちひろさんの作品や、ちひろさんが過ごされていた部屋を再現した展示がされています。
「おちゃがあるよー」と娘。
「部屋」って不思議なもので、ちひろさんの空気感を感じられる気がします。
絵よりスクリーンが気になる娘。
ちひろさんの線画は、若い頃は詳細に、綿密に書かれていた線が、年を重ねるごとによりシンプルに、そぎ落とされていき、かつ生き生きとした様子が分かり、興味深かったです。
ちひろ美術館では、展示以外にいろいろなワークショップなども開催していて、絵本の読み聞かせも娘と何度か参加しました。
カフェに図書室、こどもの部屋(授乳室つき、おもちゃがあります)もありますので子連れで楽しめますよ。
今回の企画展は5月22日(日)まで開催中です。
ぜひぜひ!!ご覧になってください。
【ちひろ美術館(東京)】
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612
西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)※月曜日定休
詳しくはHPにて▼
http://www.chihiro.jp/